ショートテニスって何?
特徴
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ショートテニスは硬式テニスと同じようにラケットでネット越しにボールを打ち返すスポーツです。
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ショートテニスはスポンジボールで行うためバウンド後にスピードが減速し、初心者でもラリーが続きます。打球時の肘や手首衝撃力が弱く、体に当たっても痛くないこと、ボールを踏みつけても怪我をしないこともショートテニスの特徴です。
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ショートテニスで使うラケットは短くて軽いので、非力な子供やシニアでも無理なくスウィングできます。
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コートの広さはテニスコートの約3分の1です。
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子供からシニアまで安全に楽しくプレーに参加できます。
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技術的・作戦的に奥行きがあり、上達の喜びが得られます。
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シニアはダブルスゲームを行います。
参加者の声
Q. ショートテニスのどんな所が良いですか?
A. 若い人と遊べるところが楽しいです。
A. バランスよく狭い場所で体を動かせるところですね。
A. いろいろな方と出会えるのがうれしいです。
クラスに参加されている Mさん & Kさん
歴史
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子供へのテニス導入のために1970年代にスウエーデンで考案され、1980年代になってイギリスのLawn Tennis Associationによって普及が推進されました。
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日本ではNPO法人ショートテニス振興会(1986年設立)により小学校低学年を対象に日本テニス協会や日本テニス事業協会、日本女子テニス連盟等と連携した普及活動が進められています。
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1980年代半ばに各地の体育指導員等により個別に高齢者を含む一般成人を対象とするダブルスゲームの普及活動が進められてきました。
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以上の結果、各地にショートテニスの団体(協会やクラブ等)が設立されプレー環境が整備されましたが、全体を統括する組織は存在せず、ショートテニスやフレッシュテニス、スポンジボールテニス等呼称は地域により異なり、またルールの統一化も図られていません。
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一般社団法人ショートテニスジャパン;STJ(2018年設立)は、シニアの健康寿命の延伸や生活の質の維持・向上を目指すという新しい観点から普及活動を行っています。
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仲間と会えるのが楽しいです。
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最初はラケットにボールが当たらなかったのですが、仲間が親切に教えてくれるので楽しくできるようになりました。
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テニス経験者ですがケガをしてドクターストップがかかっていました。ショートテニスではまたプレイすることができるました。ボールを追いかけることによって、動かなかった筋肉が動くようになりました。
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「スポーツで楽しい100歳!」がスローガンです。
長後スポンジテニスクラブの皆さん
競技規則
コートの広さ
コートの広さは、バドミントンコートのダブルス用コート(幅6.1m×奥行13.4m)と同じです。テニスコート(幅10.97m×奥行23.77m)の約3分の1です。
ボール
ボールは発泡ウレタン製のボールを使用します。統一規格はありませんがショートテニス振興会は直径約8cm、重さ約16gのボール、全国スポンジボールテニス全国大会は、直径約7.2 cm、重さ約15gのボ-ルを公式ボールとしています。
ラケット
硬式テニスのラケット(長さ27インチ、重さ約290g)に比べて短くて軽いジュニア用ラケット(長さ21インチ~23インチ、重さ約190g前後)が使用されます。
ネットの高さ
高さ90cm(但し中央の高さは90cm、85cmの2通りあり)
試合形式
シニアはダブルスのみ行います。
4ポイントを1ゲームとした5ゲームマッチ(1ゲームのデュースは1回のみ)と11ポイント先取を勝者とする方法があります。
サーブは5ゲームマッチ形式ではひとつのゲーム中は同じサーバーがサービスを続けます。11ポイント先取形式では両チーム2ポイントずつ交互に行います。